こんにちわ!
TAKIGAWA赤目です❗
もう10月って言うのにこの暑さはほんまにこたえますよね💦💦
皆様もお身体ご自愛してくださいね💦💦
さて、先月の出来事なんですが、
敬老の日前後は有難い事に仕出しの注文をたくさん頂くんです。
その中で介護施設の後利用者様への仕出しを150食ほど注文を頂いたんです。
先方の栄養士さんと打ち合わせをしてサンプルを作らせてもらいました。
その後栄養士さんから決定の報告のお電話を頂いたのですが…
料理の仕事に携わってまだまだ未熟ですが20年以上になります。
本当に考えさせられるお話を聞かせて頂きました。
お客様に喜んで頂く料理を作る事は当たり前やと頭において仕事しているつもりでしたが、
その料理を食べて頂くお客様の事をもっと考えないといけないって事を再認識できました。
割りとカルチャーショックで……
例えば…仕出しの時天婦羅は冷めてもサクサクしているように粉を調合するのですが、
サクサクしない柔らかい天婦羅を揚げて欲しいとお話を頂いたんです。
煮物はきっちり面取りして荷崩れしないように形良く炊くのですが、荷崩れしても構わないので柔らかい煮物を炊いて欲しいとお話頂きました。
かなりご高齢の方に対して(皆さんそうじゃないですが)普通はこうするとか作り手の当たり前はエゴなんやなってハッとしました。
料理人の物差しじゃなくてお客様の物差しで考える事が大事なんや…
今まで予約でお年寄りの方が多い会ですって聞いたらあっさりとした味付けや、肉類を減らして魚類を増やすとか勿論考えてやってきましたが、食感や食べやすさ等々もっと奥深く考えて料理しないといけないんやなって気付かされました。
現場に入って23年、専門学校から合わせたら25年料理の道で生きていますが、
まだまだけつが青いです💦💦
今回の経験を生かして、お客様にもっと安心で安全で美味しい物を提供できるようにこれからも精進していきたいと思います。